子どもが運動苦手で困ってるのよ…
自宅で何かできるトレーニング方法はないかしら…
この記事ではこんな悩みを解決します。
子どもは1回、苦手だと感じてしまったことに対して、遠ざけてしまうことが多いですよね。
でも大丈夫です。
今回は、運動苦手な子のために、なにも道具を必要としない自宅でできるトレーニングを紹介します。
早速、そのトレーニング方法は、
【クマさん歩き】をやってみましょう!
このクマさんの動きは、子どもが運動能力向上に必須な動きとなっていて、実際に僕も指導の中で取り入れています!
次項から詳しく解説していきます。
✔︎この記事の信憑性
クマさん歩きの必要性
クマさん歩きって、運動能力上げるためにそもそも必要ないんじゃないの?
多くの方がそう思っていると思います。
だって運動っていえば、
このような種目が思い浮かぶので、その考えは必然的。
でもクマさん歩きを細かく見ていくと、意外に上記の種目と繋がりがあるんですよね。
分かりやすいので例えると、跳び箱の開脚跳びです。
開脚跳びは、しっかりと手をついて、跳び箱を少し押す作業が出来て初めて成功に繋げることが可能になります。
今の説明の中で、
- 「しっかりと手をついて」
- 「跳び箱を少し押す」
よくよく考えると、上記2つの工程って、クマさん歩きに似ていることが分かりますよね。
他の種目でも細かく考えてみると、クマさん歩きって運動種目に繋がっていて、子どもの運動能力を向上させるには必要不可欠ということです。
クマさん歩きの効果
クマさん歩きを取り組むことでどのような効果が生まれるのか説明します。
効果は、
この2つがクマさん歩きをすることで得られる効果です。
詳しく解説していきます。
①バランス能力が向上する
クマ歩きによって、バランス能力は向上します。
運動苦手な子は特に、体幹部分が弱い傾向が強く、手足の4足で自分の体を支えられません。
※支えられない子は、自然に膝をついてハイハイをしたがります。
でも支えられないことが超悪いことではないのでそこは安心してくださいね!
支えられないということは、経験が足りないだけで小さい子どものうちにチャレンジ回数を増やしておけば、できるようになります!
反対に自分の体重を支えながら進みたい方向にクマ歩きができていれば、運動に最低限必要な基礎能力が備わっている証拠。
さらにいうと、自分の体をコントロールできるので、マット運動でお尻を高く上げないと成功が難しい「前回り」の上達にも繋がります。
クマ歩きはバランス能力を鍛えること以外にも運動種目の習得にも役立っています。
②支持能力が向上する
クマ歩きによって、支持能力も向上します。
バランス能力と似ている要素はありますが、ここでいう支持能力は腕の部分です。
クマ歩きは、手をパーにして行うため、しっかりと腕に負荷をかけていればそれだけでかなりの支持力を得られます。
腕の支持力が向上することによって、
- 鉄棒の「ツバメのポーズ」
- 跳び箱の「開脚跳び」
- マット運動の「倒立」
上記の種目で必要な力がクマ歩きによって簡単に習得することが可能です。
ツバメだったら、肘をピンと伸ばさないと格好良くできない。
開脚跳びだったら、手をついた瞬間に支持力を利用しないと跳べない。
倒立も腕を伸ばして体重をコントロールしないといけない。
写真で見ても分かる通り、腕の支持力はどの種目にも繋がっていることが分かりますよね。
正直、「クマさん歩き」は、やらなきゃ損なんです!
実際に「クマさん歩き」をやってみよう
ここまで「クマさん歩き」の必要性と効果について解説してきました。
もうここまでくると「クマさん歩き」をやらない選択はないと思うので実際にやってみましょう!
気をつけることは2つ
写真で解説!
縦から見るとこんな感じです!
まずは子どもが確実に達成できる距離から始めてみましょう。
小さな達成感を徐々に積み上げて、5〜10メートル程簡単に「クマさん歩き」ができるようになれば上出来です!
まとめ
今回は、運動苦手な子が自宅で簡単にできる克服トレーニング「クマさん歩き」について解説しました。
この記事の結論です。
運動が苦手な子が自宅でやるべきトレーニング方法は、
【クマさん歩き】です!
「クマさん歩き」なら場所も選ばず、自宅でOK。
また子どもなら少量のスペースでもかなりの運動強度が期待できますよ!
是非、取り組んでみてくださいね。