こんにちは、荒井先生です。
いきなりですが、
積極性がない子供に心配になったりしてませんか?
今回はそんな悩みを解決していきます。
早速、結論ですが、
そんな子には焦って子供に積極性を出すよう伝えるのは絶対、NGです!
ただですね、そんなこと言われても、
周りの子供達は積極性が高く、
「ウチの子はどうしてなの…?」
って焦ってしまいますよね。
焦る気持ちはわかりますが、ここは安心してください。
ここからその理由と解決策をお伝えしていきます。
子どもが積極的に動かないのは理由は?
では、子どもが積極的に動かない理由について解説します。
まずその積極的に動かない理由ですが、
それは、
自分の中で状況を理解して、整理・納得が出来てないから。
例えば、
サッカーの試合中で子供が1人ジーっ動かず、見ていたとします。
ここで多くの大人は、
◎怖がるなー!
◎もっとガンガン突っ込めー!
と言ってしまいがちですよね。
でもジーと見てる子供は、
決して怖がってるわけではないんですよ!
その子の目の前で起きてることをじっくり観察しながら、
・「こんなときは、友達同士でぶつかるな!」
・「味方が取ったらここでパス受けてシュート打てる!」
このように試合中に起こりうるシュチュエーションを
自分の目で確かめて、整理してる最中なんですね。
ちゃんと色々なパターンを見て、
整理して自分の中で納得できてから初めて、
自ら動くようになります。
これ、僕も若い頃は理解できてなくて、
結構、急かしてました。
でも色々な教育機関に携わったことで、
積極性がない子がどんなふうに思ってたのか、
観察して、実際に聞いたりして確認したことで分かり、
そこから急かさなくなったんですよ。
だから、
あんまり思い詰めないで、
急かさず気長に見守ることが大切なんです。
実は積極性がない子は〇〇が良い!でも…注意しないといけないこともあり
実は、
積極性がない子どもは効率が良くて、
頭が良いタイプなんです!
ご紹介した通り、自分で周りを観察しながら、
自然に洞察する力を鍛えてるんですから。
しかも、
効率良く動くことができるので、
ミスも減らせることもできちゃうんですよね。
とはいえ、
ここで注意点が必要です!
⇩⇩⇩
良い面もあれば、悪い面もあります。
ここが結構、肝になりますが、
注意点として、
子供だけに理解や整理の部分を任せないこと!
が重要になっていきます。
考えて欲しいのですが、
いくら効率が良く頭が良いタイプとはいえ、
あくまでまだ小さい子供。
なので、サポートしないと理解できないまま、
ずっと積極性が生まれない危険もあります。
だから、
試合中に見ていて、もし1回も動かずその時間が終わってしまったとしたら、
帰宅後に子供の、
◎感じたこと
◎整理できてること
◎納得してること
この3つをしっかり聞いて、
一緒に確認作業をしてあげてください。
これするだけで子供の理解が深まり、
納得するスピードも上がるので自ら動けるようになるまでがグッと早まります。
実際、僕も教育現場でそのような場面に出会したら、
その場は子供に任せて、終わった後に話し合いをします。
面白いもので話を聞くと、
そんなことまで考えてたの!?
子どもはかなり深いところまで考えてます。
そして、
毎回、子供達は頭が良いなと思ってます。笑
まとめ
今回は、
「もっと積極的になれ!」実はその声かけ、ヤバいです。。。
って少し強めのタイトルをつけて解説していきました。
まとめとして、
積極性がなくても急かさない。
そして、
子供の中で状況を
「理解・整理・納得」が出来るまでサポートしながら気長に待ちましょう!
ということをお伝えしました。
少しでも参考になれば嬉しいです!