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筋力トレーニングは幼児・小学生年代に必要なの?【結論:必要ありません!】

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ママ

ウチの子、力が全然なくて、フニャフニャしてるんだけど、筋トレさせた方がいいのかな?

幼少期の筋力トレーニング」については、どう対応したらいいか頭を悩みますよね。。

今回は上記のような悩みを解説します。

幼少期の筋トレの必要性について、詳しく解説するので最後まで読み進めてくださいね。

ポポ

そもそも僕らの小さい世代に筋トレって必要なの?

荒井先生

実際に筋トレについては、保育園や幼稚園の先生・パパ・ママさんによく聞かれていることなんです。

ではその疑問に答えていきますね!

早速、結論からお伝えします。

では次項から詳しく解説していきます。

✔︎この記事の信憑性

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幼児・小学生年代に筋トレが必要ない理由

園の先生やパパ・ママさんから、鉄棒や跳び箱、マット運動できるようになるために、

「そろそろ腹筋や腕立て伏せ、始めさせようと思ってるんだけど‥」

このようなご相談を多数いただきます。

先に結論部分で、幼児・小学生年代には筋力トレーニングは必要ないことをお伝えしましたよね。

なんで筋力トレーニングは必要ないのか。

その理由ですが、

子どもそれぞれの年代によって、適した身体の特性があるからです。

ポポ

ん?先生…これはどういうことだ!?

荒井先生

そうなりますよね。笑

これだと説明不足なので深掘りしていきますね。。

幼児・小学生年代は1番どこが成長する?

幼児・小学生年代に身体のどこの部分が1番成長するか分かりますか?

正解は下記となります。

脳の神経機能

ちなみに脳の神経機能を鍛えると「身体の身のこなし」が上手になります。

人間の脳の神経機能は大体、幼少期から12~13歳までに約90%完成するといわれています。

小さい身体を持つ子どもは、まず優先的に「脳の神経機能を成長させよう」と働きかけて、1番成長していく部分なのです。

子どもの筋肉トレーニングは効果があまり出ない

幼児・小学生年代の子どもがまずは脳の神経機能が発達することは分かりました。

欲を言えば、脳と同時に筋肉も同じように成長してほしいのが本音。

しかし、あの小さい身体で、脳と筋肉を同時に発達させることは、難しいといえます。

結果的に、脳を集中的に伸ばしている最中に、筋力トレーニングをしたところで残念ながら効果はあまり期待出来ません。

荒井先生

いわゆる、キャパオーバーの状態ですね。

他の部分の骨や筋力は成長するとはいえ、脳の発達に比べるとどうしても伸びにくいのです。

イメージとしては、

脳が100%の経験値を積んでいるのに対して、筋力は小さい身体に負担がかからないように、筋力トレーニングをめちゃくちゃ頑張ったとしても、50%くらいまでの経験値しか積まれない、制限がかかっている。

このように思い浮かべてもらえれば、分かりやすいと思います。

ポポ

なるほど。このことからの筋トレは、焦ってする必要がないんだね!

荒井先生

そうです!まずは外で走り回って、無邪気に遊び疲れるまで動いた方がよっぽど子どもの身体に合ってるんです!!

ここで注意点が1つ。

幼児・小学生年代は、「骨の成長過程」であることから、骨の骨格形成に影響する筋力トレーニングは正直、避けたいところです。

もしやるとしても、軽い負荷がかかる5回〜10回程に抑えておきましょう。

「腕立て伏せ50回!」、「腹筋100回!」など大人のような負荷かけてのトレーニングは、高校生ぐらいから始めるで全然OKです。

まとめ

今回は、筋力トレーニングは幼児・小学生年代に必要なのかという疑問について解決してきました。

記事のまとめです。

幼児・小学生が筋力トレーニングをすることに対して、スポーツ競技によってはどうしても必要になることもあるので、その年代で筋力トレーニングすること自体を否定する気はありません。

ただ子どもの発達段階で子どもの身体の中で、どんなことが起きてるのか理解できればアプローチも変わってきますよね。

子どもの身体の特性を踏まえた上で一緒に楽しく運動していきましょう!